2013-06-29

ICPC2013 World Final

7/4まで、ICPC WFのためロシアに行ってきます。

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2013-06-27

初心者向けプログラミング言語

前々から考えていた、初心者にはどんなプログラミング言語を教えるべきかという問題について ちょっと書きました。 何を教えるかというのも問題ですが、自分の場合、一度にせいぜい3人くらいまでしか教えたことがなく、少人数に特化した教え方しか知らないので、 大人数相手のやり方も知りたかったりします……。

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2013-06-17

TAICHI

ASUSのTAICHI21 を買いました. 天板の両側に液晶がついていて,開いているとノートパソコン,閉じるとタブレットとして使える謎PCです. とりあえず,このマシンを活かすためにはLinuxを入れるわけにはいかないので, tanakhさんの記事 を参考にしつつ, 頑張ってWindows8上で快適に暮らせる環境を構築しています.

ちょっと触ってみた感じですが,液晶が小さい割に解像度が高いので文字が小さくて読みづらいです. あとタッチパッドが微妙に大きく,キーボードを打っているだけでたまに誤反応してメニューが出てきたりします……. タブレットモードの方はゲームしかしてないので,まだよくわかりません.

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2013-06-16

NIIオープンハウス

6/15(土)に国立情報学研究所(NII)でオープンハウスをやってたので見に行きました.

主に人工知能関連と,情報と現実の融合系のポスターを中心にいろいろと話を聞いていました. 人工知能系は,Deep Learningのような学習の方法論の話があるかと期待してたんですが,実際に展示されてたのはテキストマイニング系の研究がほとんどでちょっと残念でした. それでも,機械翻訳で文法の構文解析を行なって語順をソートするだけで翻訳精度が上がるという研究とか,フィールド名等で設計の違う各種DBを自動的に統合して横断検索できるようにする話とか, 興味深い研究について聞けたのは良かったです.

他に印象深かったのは,指の動きを両手や他人どうしで同期させるときの認知に関する研究でした. 自分の指を横に振るとき,両手を線対称に動かすのは簡単だけど,同じ向きに動かそうとすると速度を上げた時にうまく行かず,線対称な動きに収束してしまうという現象や, 同様のことを他人と協調して行うともっと速く収束すること,またメトロノームに合わせて机を叩きつづけるタスクを行うと一般に音より前に反応するようになると言われているが, 本当にその解釈が妥当なのかという話など,なかなか興味深かったです. 認知系はやはり面白いですね…….

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2013-06-14

教養について

文科省がプログラミングを義務教育に入れると発表したせいか,教育のありかたについていろいろと意見がTwitterで流れてきてました. その中で@Mi_Sawaさんが言っていた

というのが気になったのでちょっと自分の考えをまとめてみます.

教養はなくても生きていく上では困らないけど,もっておいた方が面白い知識です. パロディネタというと分かりやすいですが,前提となる知識があって,そこに派生して意味を付け加えたり重ねあわせたりすることで深い意味をもつようになったり, 微妙なずれが生じたりする現象は楽しさ,面白さの源です. 古くは短歌の掛詞などもそうですね.

この楽しさを支えるのが教養です. 歴史で得た知識から生活に便利な知恵が引き出されることは恐らく稀ですが,日常の中で遭遇したシチュエーションが故事に似ていて偶然の一致に少し感動とおかしみを覚えるとか, ふとした時に名言を引用できる(プレゼンでさらっといい表現を引用できるとかっこいいですよね)とか,そういう日々の生活をちょっとだけ面白くし, 心を豊かに,ゆとりをもてるようにするというのが教養の効能だと思っています. また,学問と言えど結局人間の活動であるためか,意外と思わぬところで色々繋がっていたりして,一見関係なさそうに思える知識が突然ひとつになって理解が深まるということもよくあります. (このへん何回も経験してるはずなんだけど,人間力が足りないので具体例を出せない)

こういうシチュエーションに遭遇する確率は,教養を積むほど上がっていきます. ベースとなる知識が増えて受け皿が広がるので,当然といえば当然ですね. 教養が増えれば増えるほど,人生において楽しみを見つけやすくなるし,自分自身の表現力も上がるのです. 逆に教養を意識的に身につけないと,見える世界が知らず知らずのうちに狭まってしまい,専門で行き詰まりを感じても逃げ場がない,なんてことになるかもしれません.

ということで,教養を深めると人生が楽になるし,自分が本当にやりたいことに対してもプラスに作用するから見聞を広げましょうという話でした. 自分も最近このへんの仕組みに気づいたので,興味をもったところからじわじわと本を読んだり人に話を聞いたりして,教養の幅を広げようとしています.

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2013-06-08

プログラミングと証明

ICPCでコードを書くとき,チームメイトがちゃんと正しさの証明をしないで間違ったコードを書くのでつらい,という感じのことを某氏がTwitterで言っていました.

自分の今までの経験ではこういう考え方の人は割と多くて,特にプログラミングを初めて数ヶ月~1年くらいの初心者(学習の速さは個人差がありますが)はその傾向が強いように思います. プログラムはとりあえず書けば動くので,正確さは考えずにとりあえず思いついたら書いてみようという意識が働いているのではないかと思います.

また,そもそも数学的なバックグラウンドをある程度もっていないと,テストコードではなく論理的に正しさを証明するという行為自体があまり理解されない印象もあります. 業務のプログラミングではそれでも物は作れるのでいいのかもしれないですが(あまり良くないけど),ICPCに限って言えばあれは数学コンテストに近いので,こういった理論を学ぶのも重要ではないかと思います. ただ,世の中の人はあまり理論に傾倒した話が好きではない・興味をもちにくいみたいなので,どのように教えれば良いのかという問題はあります…….

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2013-06-03

NHK技研公開

6/1に,研究室の同期数人とNHK技研公開に行ってきました. ネットと放送の融合とか,電子透かしによる情報埋め込みとか,ホログラフィックメモリとかは確かに面白かったんだけど, すごく興味をそそられるという展示もなくて,あまり合わない世界なんだなぁと思いました.

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